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国の名勝に指定されている養翠園は、文政元年(1818年)に紀州徳川藩主治宝 (はるとみ)公が8年もの歳月をかけて、造営したという西浜御殿(治宝の隠居所)からの清遊の場として水軒御用地内に造営された、徳川中期の代表的な大名庭園といわれています。養翠園庭園は松を主とした約33,000㎡におよぶ大名庭園で、広さ1万坪の中に大小の池と老松をめぐらせた池泉回遊式庭園で、中国の西湖を模したといわれる石造りの三ツ橋があり池は海水を取り入れた汐入の池で全国的に珍しく、池には魚(鯔)がはね、四季折々の花木が訪れる人たちに季節を感じさせてくれます。また、庭園内には数寄屋造りの御茶屋 養翠亭(予約のみ別途有料公開)が有り、風情たっぷり。正門近くにある茶屋 実際庵(二畳台目)や左斜め登り御廊下など貴重な遺構が保存されており実際庵は表千家了々斎作で、県下でもっとも古いものとされています。また、幕末の藩学者の妻、かわい小梅が書いた小梅日記にも登場するカキツバタが植えられた小さな池や、風情のあるあじさいの小径などもあり、歴史を感じさせられます。
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インフォメーション

名称 大名庭園「養翠園」
フリガナ ダイニョウテイエン「ヨウスイエン」
住所 〒641-0036
和歌山県和歌山市西浜1164番地
TEL / FAX 073-444-1430 / 073-444-1430
営業時間 4/1~8/31 9:00~16:00
9/1~3/31 9:00~17:00
1/1のみ 11:00~17:00
定休日 年中無休